イベント

柳川三味線 和紙胴「響」お披露目会

京都芸術センター 講堂

日時

2021年2月7日 (日)
14:30開場 15:00開演 (16:30終演予定)

会場

京都芸術センター 講堂

柳川三味線の胴皮に用いられる猫皮は近年、非常に入手困難になってきています。柳川三味線の演奏者である林美恵子と伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィスは、平成30年度から猫皮の代替品となりうる和紙の開発と、胴への張り方の工夫や和紙用の駒の製作などに取り組み、演奏会に耐えうる精度になるよう改良を重ねてきました。この度、その成果である 和紙胴「響」を発表します。和紙胴「響」による演奏だけでなく、猫皮との音の違いの聞き比べ、また、音響分析を行った結果についても報告します。

演奏『玉椿/袖の雨』『戯れ』
三味線 林美恵子、林美音子

本皮と和紙胴「響」の聴き比べ
司会 井口はる菜(関西外国語大学外国語学部講師)

音響スぺクトル分析の報告
報告者 津崎実(京都市立芸術大学音楽学部教授)

<申込方法>

2021年1月24日(日)から受付開始。下記ウェブ申込フォームからお申込みください。要事前申込(先着順)、入場無料。
ウェブ申込フォーム

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響によっては、開催方法の変更や中止等となる場合もございます。

問合せ
伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都芸術センター)
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター内
電話 075-255-9600 (075-213-1000)
メール taro@kac.or.jp

主催 伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都市、京都芸術センター)、林美恵子

 

  • 林美恵子
    林美恵子
    社団法人京都當道会大師範。京都教育大学非常勤講師。京都教育大学付属桃山小学校和楽器講師。八重崎検校の流れを汲む京都下派の三好敦子に師事。柳川流古典を津田道子に師事。多数の門下生を育成し、文化庁・文科省研究指定の学校教育における和楽器教育研究を監修するなど、地歌筝曲を後世に伝える活動も積極的に行う。2021年、第47回 林会社中による地歌・筝曲演奏会を開催予定(於:京都府立府民ホールALTI)。
  • 林美音子
    林美音子
    1981年京都生まれ。10代の頃より国内外にて演奏経験を積む。古典伝承はもとより、自身の公演において初演委嘱作品や現代舞踊との共演を披露する等、地歌、なかでも柳川三味線の次世代へ繋ぐ新たな可能性を探求しながら活動の幅を広げている。さらに学校教育における積極的な活動も評され、多数の受賞歴を持つ。平成28年度 京都市芸術文化特別奨励者。CD『柳川三味線 林美音子』(victor)。
    HP:mineko-h.com

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