イベント

講座シリーズ#3 「女流義太夫を知る」

伝統芸能文化創生プロジェクト

京都芸術センター 大広間

「伝統芸能文化創生プロジェクト 講座シリーズ」は、専門家や活動団体、研究機関とのネットワークから毎回異なる講師をお招きし、独自の切り口で伝統芸能文化を紹介する講座です。

 「女流義太夫」は、明治時代の中頃には一大ブームとなった、女性が太夫と三味線を勤める義太夫節です。高浜虚子や志賀直哉などの文豪も熱心なファンでした。当時のファンは、触りが語られるところで「どうするどうする」と合いの手を入れたことから「どうする連」と呼ばれていました。
 今回は、竹本雛子さん(太夫)と豊澤雛文さん(三味線)を講師にお招きし、お話をうかがった後に実演を披露していただきます。また、進行役の小林昌廣さん、畑律江さんとの対談では、女流義太夫の魅力とこれからについて語ります。

日時

2018年2月17日 (土)15:00〜16:30(開場14:30)

会場

京都芸術センター 大広間

出演

太 夫 竹本雛子
三味線 豊澤雛文

司 会 小林昌廣(情報科学芸術大学院大学教授)
対 談 畑律江(毎日新聞学芸部専門編集委員)

問い合わせ

伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都芸術センター)
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター内
TEL. 075-255-9600 (075-213-1000)
E-mail. info@kac.or.jp
Web. www.kac.or.jp

主催

伝統芸能文化アーカイブ&リサーチオフィス (京都市、京都芸術センター)

助成

平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

料金

参加無料、予約申込可

  • 竹本 雛子(たけもと ひなこ)
    1981年豊澤雛代に入門。竹本雛子と名乗る。1982年人形浄瑠璃因協会女子部公演において 「一谷嫩軍記」組討の段で初舞台。2007年豊澤雛代没後、竹本住太夫の預かりとなる。
  • 豊澤 雛文(とよざわ ひなふみ)
    1987年豊澤雛代に入門。豊澤雛文と名乗る。1988年人形浄瑠璃因協会女子部公演において「増補忠臣蔵」本蔵下屋敷の段の琴で初舞台。2007年豊澤雛代没後、野澤錦糸の預かりとなる。2015年義太夫節保存会会員になる。同年、重要無形文化財「義太夫節」総合指定保持者認定。

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