イベント

伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム 報告会・中間報告会

京都芸術センター 講堂

「伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム」採択事業の報告会(平成30年度採択分)と中間報告会(令和元年度採択分)を開催します。各分野の専門家、有識者から意見や提案をうかがい、今後の事業に活かします。一般にも公開しますので、ご関心のある方はどなたでもぜひご参加ください。

日時

2020年2月9日(日)13:30-16:20(開場13:15)

会場

京都芸術センター 講堂

平成30年度採択事業報告会

上鳥羽の芸能六斎の復活を目指して-祇園囃子の創作-

上鳥羽橋上鉦講中(代表 熊田茂男)
「祇園囃子」は京都の民俗芸能「六斎念仏」でも演じられている。上鳥羽で大正期以来中断していた「祇園囃子」を創作し、芸能六斎を復活することで、民俗芸能継承に新たな潮流を発信した。

柳川三味線のための胴皮新素材開発

林美恵子(柳川三味線)
入手困難である柳川三味線の胴皮の試作品を、新素材(和紙等)で製作する。実演家による試演を行い、精度を高めた。

ゴッタンの製造技法および基礎資料のアーカイブと交流ネットワークの創出

ゴッタンプロジェクト(代表 橋口晃一、黒坂周吾)
南九州(鹿児島県、宮崎県)の三弦楽器「ゴッタン」の職人の減少に伴い、楽器の製作技術の記録、また歴史的背景の調査を行い、ゴッタンを通したネットワークを構築することで認知向上を目指した。

令和元年度採択事業中間報告会

十津川盆踊りの伝承・保存・活用発信

十津川盆踊り実行委員会(実行委員長 佐古金一、事務局 土井麻利江)
国・村の文化財指定有無に関わらず、各大字で異なる特色を持つ十津川盆踊りの現状調査、演目の復元、ネットワークの構築に取り組み、それに応じた伝承・保存方法を提案する。伝統芸能を地域振興にも活かす方法を模索し、プロジェクトの過程と成果を情報発信する。

新内節の発信と保存プロジェクト

新内節の発信と保存プロジェクト(代表 新内志賀)
現在、新内節には、東京を拠点に10以上の流派が存在している。まず、稀曲を含めた楽曲の採譜とデジタルアーカイブ化をすることで伝承と保存を図る。また、新内節の復興に向けて流派間のネットワークを構築する。これらによって、京都の浄瑠璃から派生した新内節の活性化を目指す。

新素材による鉦すりの試作と生産業者の探索

祇園祭囃子方連絡会(代表 木村幾次郎)
祇園祭のお囃子に用いる鉦すりの柄は鯨の髭から作られてきた。近年では鯨の髭が入手困難であるため樹脂製のものも多いが、耐久性等に課題がある。今回は、既存の樹脂製製品よりも、しなりの良い新素材による柄を開発する。

予約申込可
入場無料

予約・問合せ

伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都芸術センター)
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター内
電話 075-255-9600 (075-213-1000)
FAX 075-213-1004
メール taro@kac.or.jp

ウェブ申込フォーム

https://www.kac.or.jp/events/27457/

会場アクセス

主催

伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都市、京都芸術センター)
※この事業は宿泊税を活用して実施しています

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