2017年度事業内容

a. ネットワーク構築に向けたヒアリングとアーカイブ調査
保存、継承、普及等に取り組む施設・機関とネットワークを形成するため現地を訪問し、伝統芸能文化の創生のために連携して取り組むべき課題を明確にすることを試みました。また、学術研究機関のアーカイブの方法とその内容を調査しました。

b. 保存修復に関するリサーチ
アーカイブやデータとして残りにくい個人の経験・記憶に焦点を当てたインタビューを実施しました。
事業名「先覚に聴く」

c. 古典芸能に新たな光をあてたシンポジウム
古典芸能の分野外から研究者・識者を招き、現代における継承・創造の可能性を探りました。
事業名「落語 The シンポジウム」

d. 古典芸能の創生のための総合イベント
三味線に関して、道具・楽器製作から音楽の種類まで総合的に市民の皆様に紹介しました。
事業名「三味線三昧」

e. 市民向け講座
伝統芸能に対する市民の関心を高めるため、専門家を講師に招いた講座を開催しました。
事業名「講座シリーズ」
#1「フリースタイルな僧侶たちの聲明」
#2「無形文化遺産ってなに?」
#3「女流義太夫を知る」

f. 受託事業
札幌市教育文化会館 40 周年記念事業 金剛流能『松風 見留』
狂言を取り入れた消費者啓発イベント 消費者問題を狂言で考えよう

次年度に向けた課題

・伝統芸能文化に係る相談対応
・ネットワークの更なる構築
・伝統芸能文化の活性化、それに係る道具等の復元・ 開発に対する具体的な取り組み


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